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石川県勢初のベスト4!不振の主砲もタイムリーヒットで快勝…被災地の思い背負い日本一へあと2つ
センバツでは県勢初の快挙です。
星稜高校は準々決勝で徳島の阿南光(あなんひかり)高校に快勝し県勢としては初めてベスト4進出を決めました。
星稜高校は徳島の阿南光(あなんひかり)との準々決勝に臨みました。
秋末アナウンサー:
「星稜甲子園制覇へ、応援を背にまずは初のベスト4進出を目指します」
星稜は初回から阿南光の先発、大坂(おおさか)を攻め立てます。
2アウトランナー2塁でバッターは4番萩原(はぎはら)。
萩原選手:
「コンパクトに振っていこうというイメージで立ちました」
甲子園でまだヒット1本と不調にあえいでいた4番の一振り。
星稜が28日も先制します。
萩原の父 萩原賢司さん:
「1試合目2試合目と自分のタイミングで振れてなかったんですけどきょう一本出て、本当に良かったと思います」
星稜打線は止まりません。
2回、先頭の能美(のみ)。
センターの頭上を超えてスリーベースヒットに。
続く専徒(せんと)
ライトへのタイムリーヒットで追加点をあげます。
さらに3塁2塁としてきょう先発の戸田(とだ)。
自らをバットで助けるタイムリーヒット。
星稜はこの回さらに1点を挙げ、4-0と試合を優位に進めます。
投げては、公式戦初先発の2年生戸田。
相手に的を絞らせません。
結局、戸田は2安打完封の活躍をみせ星稜が5対0で快勝。
センバツでは県勢初となるベスト4進出を決めました。
戸田慶星(とだ・けいた)投手:
「1イニングずつしっかり投げていこうというのをキャッチャーとは喋っていて、結果的に完封になったというだけであって、それがつながったので良かったです」
山下智将監督(やました・としまさ):
「正直ここまでのピッチングしてくれるとは全く思っていなくて、とにかく3回くらいまで、5回くらいまでと思ってましたけど、ナイスピッチングでした。(ベスト4は)越えることができなかった壁なので、また次に向けて、次の壁を越えることができるように頑張ります」
日本一まであと2つ。星稜は30日午前11時から群馬の健大高崎(けんだいたかさき)と対戦します。