地震の復興に向けて意見交換　県と市町の連携会議

05/01(水) 11:39

馳知事と県内の市長や町長との連携会議が4月30日に金沢市内で開かれ、地震の復興に向けた意見交換が行われました。

この連携会議は馳知事が県内の市や町との連携を深めるために年に1度、開いているものです。

30日は金沢市内のホテルに県内すべての市長と町長が集まり、地震の復興に向けた地域の課題を出し合ったり、県への要望を知事に伝えたりしました。

坂口輪島市長：
「震災後、新規の要介護者認定者数が昨年の約3倍という風になっています。デイサービスなどの通所サービスの需要に供給が追い付いていないことが問題となっています」

泉谷珠洲市長：
「公費解体が珠洲市において石川県の想定は5500棟。わたしがもう一度計算しなおしたら7500棟くらい必要になってくると思います。トップスピードを1．5倍にするしかこの2年間に収める方法はないのかなと思うのでもう一度再考いただきたい」

また、小松市の宮橋市長や加賀市の宮元市長からは北陸新幹線の敦賀以西の整備について「米原ルート」の再考を求める声もあがりました。