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県と旅行会社が企画…能登半島地震被災地の「復興応援ツアー」関東から訪れた30人が能登の味覚など楽しむ

能登の観光地にとって明るい兆しとなるでしょうか。石川県と旅行会社が企画したのは復興応援ツアー。4日からモニターツアーが始まり、東京や神奈川から訪れた観光客が参加しています。

のと里山空港に到着したのは羽田空港からのツアー客。県と阪急交通社が連携し能登半島地震で被害を受けた観光地を支援しようと、のと復興応援ツアーを企画しました。

木本正成・石川県企画振興部交通総合対策監室課長:
観光地受け入れできる施設も出て来ていますのでそんなところに来て頂いて復興を応援してもらう事を考えてツアーを実施しました

ツアー客およそ30人は、観光バスに乗り込みまずは能登半島の先端、珠洲岬の青の洞窟を見学。昼には道の駅すずなりでプレオープンしたばかりのすずなり食堂を訪れました。振る舞われたのは、その名も「能登福幸丼」。地元で採れたイカやクロダイなど、県内産の味覚がぎっしり詰まっています。

ツアー客男性:
道路からみた家々がそのまま斜めになってたり瓦が落っこちていたりがそのままになっていてちょっとびっくりしました
ツアー客女性:
やっぱり実際に来て、見て、帰るっていうことも大事なのかなと。いろいろな思いがあるかもしれませんけどこれでちょっと支援につながればなと思っています

能登にとって観光産業は大切ななりわいの一つです。

坂本信子「すずなり食堂」代表:
私たちの仕事が立ち上がっていく一歩が今日切れる。仮設店舗もできたことですし、ここを起点にしてがんばっていけるのかなと思っています

一行は5日、志賀町の巌門などをめぐり小松空港から東京に戻る予定です。モニターツアーは11月29日まで行われていて、参加者の意見を聞いたうえで改めて本格的なツアーを企画する方針です。

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