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能登の被災地の子供達が始めた『大谷ガチャ』東京に進出 初の出張販売で「復興やっていますと知らせたい」
珠洲市大谷地区の子どもたちが楽しみながら復興に協力してもらおうと始めたカプセルトイ「大谷ガチャ」。いよいよ東京に進出しました。
10月23日、東京の日本橋南郵便局。準備していたのは…カプセルトイ「大谷ガチャ」です。
珠洲市大谷小中学校に通う5人が大好きな「大谷の海」を詰め込んで作った大谷ガチャ。カプセルトイを通じて今も不自由な生活が続く地元のことを知ってもらい復興に手を貸してもらおうと子どもたちが企画しました。
先生:
石川県能登半島から来た大谷小中学校です。中で地元のPRやってますので寄って行ってください!
初めての出張販売で店頭に立つのは9年生の川端駿介さん。
「これ大谷のなんですか?」「貝殻とかが大谷のもので。ぜひよかったらこちらにアロマあるので」と、東京のテレビ局の取材対応もこなします。
川端駿介さん:
楽しく大谷のことを知ってもらおうと思ってカプセルトイにしました
地震の発生からまもなく10ヵ月、風化が懸念される中、珠洲や大谷のことを忘れないでいてほしい。それがカプセルに込めた子どもたちの思いです。
埼玉から来た客:
アロマストーンなんですけど、貝殻がたくさん。大切にしてまた中学校のことも覚えておきたいなと思います
川端駿介さん:
地震とか大雨があってもこういうこと出来るっていうか、こういうことやっているんだよっていうのと、まだ復興やっていますというのを知らせたいです
大谷ガチャは11月2日、3日の「つながる石川テレビまつり」の会場にも設置されます。売り上げは珠洲市と大谷地区の復興に役立てられるということです。