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復旧工事に伴う労災事故をなくせ!…雪のシーズンを前にパトロール
雪のシーズンを前に奥能登の復旧工事に伴う労災事故を防止しようと工事関係者などが作業現場をパトロールしました。
今回の合同パトロールは奥能登で復旧工事を行う作業員が労災事故にあわないよう北陸地方整備局能登復興事務所が実施しました。
パトロールには奥能登2市2町の工事関係者など18人が参加し、輪島市熊野地区などの復旧工事現場を視察しました。参加者たちは、離れた場所からリモートで重機を操縦する掘削作業を見学しました。
9月の豪雨災害では輪島市にある中屋トンネルの工事現場で土砂崩れが発生し、作業員が亡くなったほか、能登町でも倒木の撤去作業にあたっていた男性が亡くなっています。
参加者は:
「責任者が作業をきちんと指示をする。なおかつ安全面でも指示をする。大変いいなと思います」
穴水労働基準監督署 光谷正樹署長:
「復興に関しては1日も早くというスピード感が求められているが、工事に関しては決められたことを着実にやっていくということが結果的に早期の復興につながるという意識をもってもらいたい。」
奥能登2市2町では能登半島地震や豪雨災害に伴う労災事故が6日までに28件発生していて、今後も継続的なパトロールを続けて行く予定です。