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地震からの復旧ままならず…能登での『トキ放鳥』地元からは不安の声 専門家「繁殖できる環境整備が急務」
地元の農家や長年トキを研究してきた専門家からはトキの放鳥について不安視する声が上がっています。
石川県輪島市町野町。トキの放鳥に向け、エサ場として整備を行うモデル地区に指定されています。農家の川原伸章さんもトキを受け入れるためエサ場を作っていましたが…。
川原農産 川原伸章社長:
用水が完全に破壊されてしまってエサ場としては機能できない
元日の地震で水田や用水路などに被害が出たほか従業員の数も大幅に減りました。
川原農産 川原伸章社長:
まずは復旧のがいつまでにできるのかスケジュールを教えてほしい用水がこなければエサ場の確保もできなくなるわけでそこまでの余裕を持って行動できるかは今のところ不透明
地震からの復旧がままならない中、トキ放鳥どころではないのが実情です。70年以上にわたりトキの研究をしてきた村本義雄さん、99歳。
村本義雄さん:
生きている間に能登に放鳥してくれればいいなと思って
野生のトキが生息している中国を訪れるなどトキの保護活動を進めてきた第一人者です。新潟、佐渡島での放鳥にも協力しトキの野生復帰のため尽力してきました。「上空を舞ったときにああ、能登にもこんな日が来るんかなという感じでトキが消えるまでずっと眺めていました」誰よりも能登での放鳥を待ちわびていた村本さん。しかし放鳥決定の知らせを受けた村本さんの表情には曇りがありました。
村本義雄さん:
冬の餌場も作らないでこんな状態でトキを放したらみんな能登から出て行ってしまう。放すのに意義がある、そんなもんじゃないと思うしね。能登に定着してもらう、繁殖してもらう、そういう環境を整える、そういうことが取り急ぎ急務や。それができなければ受け入れる必要がないと思う
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