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吉岡里帆さん「エンタメが能登に来る事が“町の前進の証”と信じています」主演舞台『まつとおね』初日終え
地震後初となる能登演劇堂での舞台「まつとおね」が5日、初日を迎えました。W主演を務める俳優の吉岡里帆さんと蓮佛美沙子さんが語った能登への思いとは…。
「まつ役を演じました吉岡里帆と申します」5日から能登演劇堂で始まった舞台「まつとおね」。能登半島地震からの復興を願い、七尾市出身のプロデューサー近藤由紀子さんが企画しました。戦国の世を生きた2人の武将の妻が主役の舞台で、前田利家の妻・まつを俳優の吉岡里帆さん、豊臣秀吉の妻・おねを蓮佛美沙子さんが演じます。地震で照明をつるす機器や天井などに被害があった能登演劇堂。修繕を終え、これが地震後初めての公演となります。
客:
日本の素晴らしき良き文化がまた広がっていくスタートのきっかけになるだろうなと確信しました
初日の公演後に行われた舞台あいさつで吉岡さんと蓮佛さんは観客を前に能登への思いを語りました。
吉岡さん:
みなさんにとって本当に大変な毎日だと思うんですけども、こうやって演劇をすることエンターテインメントがこの町にやってくるということが町が一歩前進するという証だと信じています。この舞台が終わってもずっと能登のことを心から自分の大事な場所として覚えて、感じながら生活しますのでどうぞみなさんお元気にお過ごしください
蓮佛さん:
今回初めて能登にお邪魔して本当に景色は美しいし、ご飯は美味しいし、大好きな町になってその能登の素晴らしさこの舞台の素晴らしさも含めていろんな方たちに届いていって、みなさんにとっても何かあたたかいものが残る時間になれたらと心から祈っていますし、そうなるよう頑張ろうと思っています
舞台「まつとおね」は3月23日まで能登演劇堂で上演されます。