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毎月愛知から能登へ…被災地にボランティアとして通い続ける中学生 支えるためには「会いに行かないと」

能登半島地震の発生からまもなく1年5カ月。能登では今も多くのボランティアが活動を続けています。そんなボランティアの現場で愛知県から通い続ける中学2年生に出会いました。

七尾市の民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」。多い時で1日に100人ほどが活動しています。

「ローラー訪問。さっちゃん、お願いいたします。」

この日の最年少は神谷咲津生(かみや さつき)さん(13)中学2年生。愛知県から来ました。

「これは訪問して業者が決まってないとかだと業者と繋げたり、ボランティアでできることがあればやるし。家財搬出とか納屋の片付けとかでも…」

去年9月、母親と輪島で炊き出しを手伝って以来、毎月、能登に通っています。

住民「元気?」
神谷さん「元気」
住民「いつから来とらん?」
神谷さん「昨日の夜から」
住民「かわいいもん、この笑顔がね。孫みたいなもんやさかい」

神谷咲津生さん:
「地域の人がめちゃめちゃ温かくて、ありがとうって言ってもらえるのが嬉しくて月1で来るようになりました。」

今回は8日間、1人で活動に加わります。

Q マイヘルメット?
「そうです、買ったりみんなからもらったり。これとか白浜の人から。」

この日向かったのは山間の集落。

「こんにちはー」
住民:
「おらっちゃのあれか。えーと別に今(依頼を)出すような所ないし。」

住民に困ったことがないか聞いて回るのが神谷さんの役割です。

住民:
「愛知県から?普段学校はどうしとるん?」
神谷:
「休んでいます。」
住民:
「そうなんか。ボランティアだからいいのか。」
スタッフ:
「ずっと来てくれてて。」

この日は半分以上が留守でした。それでも、1軒1軒訪問をするのには理由が…

おらっちゃ七尾スタッフ 外屋敷優花さん:
「やっぱり訪問行くと私たちは大丈夫だからってよく言われて、輪島市や珠洲市と被害の大きさを比べると自分たちは今生活出来ているから(と言われる)」

七尾市は被災した建物の数が輪島市に次いで多いものの、全壊家屋が少ないため、我慢や遠慮をする人が多いといいます。

神谷さんたちの活動がニーズを掘り起こして必要な支援につなげています。

住民:
「また来てください。家におりゃお茶でもあげるけど」
神谷さん:
「赤の他人だからこそ悩みを言えるみたいな、会いに行かないと自分からどうしても話せない人もいるかもしれないし。」

シニアカーで通るおばあちゃん:
「もう能登がめっちゃ大好きで、なんでもしたい。」

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