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今年で戦後80年に…100人超の語り手が戦争の恐ろしさや命の尊さを語り継ぐ朗読会 平和への思い新たに
今年、戦後80年を迎えるのを前に100人を超える語り手が戦争の恐ろしさや命の尊さを語り継ぐ朗読会が開かれました。
この朗読会は金沢の朗読団体朗読小屋浅野川倶楽部の高輪眞知子さんが中心となって企画したもので今年で10回目を迎えます。
語り手は小学2年生から90歳まで総勢108人。
今年は戦後80年を迎えるにあたり多くの語り手が、県内に伝わる戦争にまつわる民話や戦争体験者の声などを自ら選び、朗読しました。鹿児島県で軍の指定食堂として特攻隊員の食事の場を提供し、「特攻の母」として慕われた女性、鳥濱トメさんの話では…
朗読:
『中島豊蔵軍曹は私に会いたいために軍用トラックできたんですが私を見つけると急いでトラックから飛び降りたために右腕をくじいてしまって操縦かんを握ることが出来なくなってしまったのです。わたしは「そんな腕でどうして行くことができるの」といったのですが中島さんは「どんなことをしてでも行く」と言い張って聞きませんでした。手が動かせないので風呂に入ってないということでしたから私はすぐに風呂を沸かして入れてあげました。背中を流していると涙が出てきてしようがありません。「おばさん、なぜ泣くの?」と言うので私は「お腹が痛い」と言ったんです。すると「お腹が痛いんだったらあすは見送らなくていいです体を大事にするんですよ」と言うのです。 そして中島さんは6月3日に操縦かんと首を自転車のチューブでくくり付けて飛び立って行ったんです。特攻の方々が行かれるときはにっこりと笑って嫌とも言わず涙一つ落とされませんでした』
また、会場では昭和天皇が戦争終結を伝えた玉音放送が流され、参加者や観客たちが平和への思いを新たにしました。
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