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家の厄を吸い取るとされる…小松市の安宅住吉神社で『厄除面』作りが本格化 初詣に向けて約5千体を予定
小松市の安宅住吉神社では、正月の初詣に向けた縁起物厄除面作りが本格化しています
小松市の安宅住吉神社で巫女たちが手作業で作っているのはお祓いを受けた人に縁起物として渡す厄除面です。
これは安宅の関の関守・富樫家に約800年前から伝わる翁の面をかたどったもので神棚や玄関などに飾ることで家の厄を吸いとると言われています。
2日は、5人の巫女たちが和紙を重ね張りして作られた手のひらサイズの厄除け面に赤色の絵具などを使って口や目を描いていました。
巫女 脇澤綾乃さん:
「難しいところは目の部分を左右対称に描く作業が難しい。こちらの厄除面が皆様の厄を吸い取り皆様が平和に過ごせるようと願いを込めて作りました。」
安宅住吉神社では約5000体の厄除面を作る予定で元日からから5日にかけて新年のお祓いをした人に渡されます。