金大附属小6年3組
今、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに情報公開のあり方が問われています。
新型コロナで石川県内最大のクラスターとなった日本航空学園石川。奥能登で初めてのクラスター発生に、学校には心無い誹謗中傷が…。
日本航空学園の梅沢重雄理事長は生徒や職員を守るために徹底した情報公開を進めました。そこには新型コロナ収束に向けた強い思いがありました。
人生を締めくくる葬式。この人生最後の節目の時を、単なる儀式ではなく人生の“卒業式”として捉える葬儀会社があります。
その卒業式に向けた準備の大切さを伝え、人生最後の節目を守る葬儀会社を取材しました。
会社を守る選択肢の一つに第三者が会社経営を引き継ぐ「事業継承」があります。
2020年7月、金属加工や塗装などを請け負う町工場の社長になった山下公彦さん。
大手重工メーカーに勤めていた山下さんが、この後の人生の時間をどう使うかを考えて辿り着いた答え、それが早期退職での事業継承の道です。
先代社長が亡くなり存亡の危機に陥っていた町工場の後継者に名乗りを上げた山下さん。行政が間に入り会社を買い取る形で事業継承が成立しました。
エリートサラリーマンから町工場の社長に転身して4か月。今取り組んでいるのは人材育成、今後は知識や人脈を生かした商品開発にも取り組みたいと話す山下さん。。
第三者が会社を受け継ぐ事業継承は、技術の継承に留まらず、あっと驚くような新たな事業誕生の可能性も秘めています。
石川県金沢市の洋菓子店「ノルマン」。
2代目・中村誠一さんは、父が始めた家族経営の小さなお店ならではのこだわり「昔ながらの安くて美味しいケーキ」を今も守り続けている。
しかし2020年5月以降、新型コロナウイルスの影響で、売り上げは4割から5割減少。店をたたむことも考えた誠一さんにクラウドファンティングをアドバイスしたのが、息子の一貴さん。SNSでノルマン洋菓子店の情報は拡散し、集まった支援額は目標額を大きく超える200万円。廃業の危機に陥ったお店を救ったのは多くの人の支援だった。
地域の人々に愛されるノルマン洋菓子店は賑わいを取り戻し、来年創業50周年を迎える。
ひとり親家庭の半数が貧困状態にあるといわれる日本。
そんな中、金沢の女性弁護士がシングルマザーの支援に特化した法律事務所を開設しました。立ち上げたのは柴田未来弁護士。柴田さんは「おせっかいな法律相談所と呼んで」と話します。
その「おせっかいな相談所」では、30年に渡り母親の育児や暮らしの相談に携わってきた助産師の頼さんも一緒に相談を受け付けます。
女性が相談しやすい環境の中、弁護士と助産師、それぞれがプロの視点でシングルマザーを支え、子どもの暮らしを守ります。
家庭裁判所で保護観察処分となった少年や刑務所を仮釈放された人の社会復帰や立ち直りを支える「保護司」。民間のボランティアで報酬は一切ない。月2回、面談を行い内容を保護観察官へ報告、対象者の観察機関の短縮や延長が検討される。石川県の定員は552人だが実際は500人に満たず担い手不足が課題となっている。
金沢市高尾台の学習塾「MOYU(もゆ)」は小学校の教師として学校の授業についていけない子どもたちを見てきた谷口一登さんと妻の啓子さんが子どもの特性に合わせた勉強法で教えて自信をつけてもらおうと始めた。また教師時代に子育てに悩む親の姿を見てきたことから授業を受けるのは子どもだけではなく親も。アメリカ生まれのペアレントトレーニング、子どもの行動を3つに分けてそれぞれに親がどう対応すれば良いかを学んでいる。親子が成長できる学習塾「MOYU」の存在は多くの笑顔につながっている。
能登町が子どもの学習環境を地域で守ろうと4年前から取り組んでいる全国的にも珍しい町営の学習塾「まちなか鳳雛塾」を紹介。通うのは小学生から高校生まで。深刻な過疎化に歯止めをかけようと始めた学習塾ではインターネット電話を使った英会話レッスンやタブレットを使った学習など地域の格差は感じられない。能登町唯一の能登高校の大学進学率は上昇し地元高校への進学率が増加するなど着実に成果が表れてきている。
病児保育は体調を崩し保育園には預けられない子ども、仕事を休むことができない親にとっては頼みの綱。
金沢市京町にある城北病院では産休明けの子どもから小学6年生まで1人一日2000円で預かってくれる。定員は6人で事前予約が優先だが空きがあれば当日でも利用可。
共働きの家族を支え、親と子の不安な気持ちにそっと寄り添う病児保育の現場に密着。
子供に多い食物アレルギー。中でも卵や牛乳にアレルギーを持つ子供は、全体の半数以上に上ります。
石川県小松市にあるパン工場「トントンハウス」では、卵と乳製品を使わないパンを約50種類作っています。一番人気のメロンパンはサツマイモを使うなど工夫を凝らしています。
店長の井藤修さんの願いは「誰もが安心して食べられる」こと、アレルギーがある人もない人も誰もが喜んでくれるパンを作り続けています。
少子化対策の一環として国が進めた、子育てを地域で支えあうファミリー・サポート・センター事業。
金沢市では2004年に始まり2011年からは県内すべての市と町で運営されている。
子どもの一時預かりや保育園への送り迎えなど、子育ての一端でサポートを必要とする依頼会員を子どもの世話をする提供会員が支援する取り組みを紹介。
発達障害の一つADHD(注意欠如・多動性障害)を抱えながら自らの障害と向き合う32歳の男性・水戸勇佑さんを取材。周囲からは目に見えにくく分かりづらい発達障害は人から理解されにくく、生きづらさを感じている人が多い。そんな中、水戸さんは自身の体験を自分の言葉として発信することで、同じ悩みや苦しみを抱える人々の支援活動を続けている。
性的マイノリティ「LGBT」。金沢市内で開かれた撮影会に集まったモデルはLGBT。
偽りのない自分を写真に収めてカミングアウトするイベント。
偽りのない自分をさらけ出すことが難しい中、本当の自分をさらけ出して生きる一人の女性とそれを支える家族を取材
65歳未満で発症する若年性認知症、家族には経済的負担が重くのしかかる。
しかし当 事者や家族への支援は十分とはいえない。
若年性認知症の当事者や家族が幸せに暮らせる社会を築くために地域や社会は何ができるのかを考える。
発達障害の子どもを持つ家族の悩みを聞きサポートする“ペアレントメンター”。
石川県内では約50人が認定されている。
発達障害の子どもは「じっとしていられない」「コミュニケーションが苦手」などの特徴があり、今では1クラスに2人いると言われている。
先天的な脳の障害であるにもかかわらず、見た目に分かりにくいため、「親のしつけ不足」「愛情不足」といった偏見や誤解に多くの家族が苦しんでいる。
そんな家族の支えになっているペアレントメンターに密着。
私たちを様々な危険から守ってくれるセキュリティシステム。
北陸綜合警備保障のホームセキュリティで、今問い合わせが増えているのが「まもるっく」。
端末を子どもに持たせればスマホで居場所を知ることができる。
また、認知症高齢者に小さなタグをつけてもらうことで、電波を感知する機械の近くを通るとスマホに通知してくれるなど、進化するセキュリティシステムは子どもからお年寄りまで大切な家族を守ってくれる。
様々な理由で体の一部を失った人が使う義手や義足を作る金沢市内の工房。
そこには使う人のために“もの作り”と真摯に向き合う職人の姿が。
命を守るための究極のもの作り、その工房を取材。
心理の分野で日本初となる国家資格「公認心理師」が去年誕生。
病院や学校、企業での様々な活躍が期待されている。
金沢市の北陸学院大学では、いち早くカリキュラムをスタート。
中学時代の保健室登校の経験から現在、児童や生徒の心のケアにあたる“スクールカウンセラー”を目指す学生に密着。
この春、星稜大学を卒業し金沢市立金石保育園の保育士となった西川真未さん。
保育士は、子供たちの成長を日々サポートできる魅力ある仕事である反面、幼く無防備な命を預かっているだけに常に気を抜けない仕事である。
今回は日々愛情をもって幼い命を守る新人保育士の一日に密着。
石川県警のテロ対策の専門部隊「機動隊」。
機動隊はあらゆる状況を想定して日々訓練を重ねている。
今回は県内初公開の訓練に潜入。
県民の命を守る機動隊に密着。
2018年9月に石川県に導入されたドクターヘリ。医師や看護師を素早く現場に運び患者の命を救うドクターヘリですが奥能登には30分以上かかる地域もあります。
導入から7か月、出動回数は90回以上、その現状と課題を取材。
外国人技能実習生が増加する中、小松市で「災害弱者」と言われる外国人が自分たちの命は自分たちで守ろうと立ち上げた「多文化防災チーム」の取り組みを紹介。
日本人の死因第7位の「誤嚥性肺炎」。その誤嚥性肺炎から高齢者を守ろうと奮闘する公立能登総合病院の医師・長谷剛志さんと、その長谷医師と共同で介護食のレシピ作りに取り組む「食力の会」の活動に密着。
現在、能登北部で出産ができる病院は市立輪島病院と珠洲市総合病院のわずか2つ。
今回は奥能登でかけがえのない命の誕生を支える珠洲市総合病院の産婦人科医・山城玄医師(69)に密着。
石川県内で増加する野生化した捨て犬。
行き場のない犬に里親をあてがう「石川ドッグレスキュー」。
小さな命を救おうと活動する池田裕美子さんに密着。
24時間体制で患者を受け入れる救命救急センター。石川県能登地区で唯一、救命救急センターを持つ「公立能登総合病院」。
命の現場にカメラが密着。
サラ金など多重債務に苦しむ人たちにあたたかい料理を作り続けるNPO法人「金沢あすなろ会」理事長の三井美千子さん。
1食300円の「炊き出し」には自らも借金で苦しんだ経験を持つ三井さんの多重債務者への自立への願いか込められている。
江戸時代から続く金沢の冬の風物詩
「こもかけ」。「こも」は土塀を
冬の間、雪から守る先人の知恵。
坂井利男さんは石川県でただ一人の
こも作り職人。
「命ある限り続けたい」坂井さんの
思いが金沢の景観を守っている。
輪島市中心部に今も残るリヤカーを押して
魚を売る光景。
行商の歴史は100年以上前に遡るが現在は
20人程までその数は減っている。
親から子、子から孫に受け継がれてきた
行商にスポットを当てる。
白山市鳥越地区で400年以上続く浄土真宗「妙観寺」。
年に1度の「報恩講」は親鸞聖人の遺徳を偲び感謝する大切な法要。
過疎化や寺離れが進む中、地域住民の繋がりを大切にする報恩講は住民同士の絆を守ることに繋がっている。
200年の歴史を持つ金沢市の茶屋街。
最盛期には30軒以上あったお茶屋は4軒を残すのみ。
100人近くいた芸妓も19人に…。
そんな中、伝統文化の担い手になった新人芸妓に密着。
国の伝統工芸品にも指定されている豪華絢爛な金沢仏壇は今、衰退の危機を迎えている。
そんな中、伝統を守ろうと取り組む金沢仏壇の若手職人たちの新たな取り組みを紹介。
1915年に結納店として創業し現在4代目の津田水引折型。
贈り物を和紙や紐で飾り相手への礼を尽くす水引は金沢で華やかな芸術品へと進化を遂げた。
石川の希少伝統工芸「加賀水引」。水引を通して生まれる心のコミュニケーションを守り続ける津田さん一家を紹介。
日本三名園の一つ「兼六園」。その兼六園を支える専属の庭師。
代々、選定や雪吊りの技術を受け継ぎ、樹木の命を次の時代につないできた。
名園の風情を守り伝える庭師の技と心意気に迫る。
金沢市の山あい、二俣町で旧盆の時期に踊り継がれている「弥栄踊り」。
民謡と鈴の音だけの素朴な踊りは800年もの歴史を重ねてきました。
この伝統を守る力となってきたのは住民たちの地域への愛着です。
江戸時代には各地で行われていた、夏祭りの見世物の一つ「悪魔払」。
今では一部地域で受け継がれているのみである。
金沢市金石地区では地域を誇りに思う気持ちから、毎年地元の高校生が継承してきた。
若い世代から次の若い世代に連綿と守り継がれる金石地区の「悪魔払」を紹介。
金沢市田上本町の「虫送り太鼓」は、松明の火で稲の害虫を追い払い豊作を願う伝統行事であったが農家の担い手が減り半世紀前に途絶えた。
しかし去年、町が変わりゆく中でも住民同士がつながりを持ち続けたいとの思いから復活。
町に響く太鼓の音色が人と人の心を通わせ歴史をつなぐ。
日本の伝統芸能「能楽」。この能楽文化を支える職人が能面師。今では全国でも3人ほどしかいない能面師の一人、後藤祐自さん。能面の魅力に憑りつかれ職人の道を歩んで30年以上。職人技はもとより能楽文化を守り伝えようとしている後藤さんを紹介。
金沢市で不登校児に学習支援を行う「みんなの家庭教師」代表の工藤拓哉さんの活動を通して、HSC(Highly Sensitive Child)の問題を取り上げる。
子供の6人に1人が貧困状態にあるといわれ、そうした経済状況が学習環境にも影響を及ぼしている中、金沢市内で毎週木曜日に開かれる小中学生を対象にした無料の塾「寺子屋みのり」。家庭の事情で自宅で勉強することが出来ない子供たちの居場所作りに取り組む女性を紹介。
幼少期に親族から受けた性的虐待。その消せない過去と向き合いながら、同じ苦しみを抱えた子どもたちを支援しながら今を懸命に生きる1人の女性を取材。
通常保育に加えて飲食店や接客業など様々な事情を抱え夜に働く家庭の子どもを深夜まで預かってくれる金沢市野町の「夜間保育園」を取材。
手作りの紙芝居や腹話術で子供たちに交通安全や周囲の危険を伝え続ける小松市の防犯アドバイザーに密着し、隣近所の繋がりが希薄な現代でどのように子供を守っていけば良いかを考えた。
金沢市大浦小学校の児童を見守り続けて17年、大浦小スクールサポート隊の活動を通して子供を守る上で大切な地域の役割について考えた。
食物アレルギーをテーマに1人の母親を通してアレルギーから子どもを守るには何が大切なのかを考えた。
去年9月に全国の公立小学校で初めてとなるカードを使った登下校時の児童見守りの取り組みを紹介。犯罪から子どもを守るために地域と学校、保護者の連携の重要性を問いかけた。
野田中学校で、中学生たちが「LINEでのトラブルをなくすには?」をテーマに実践を通して考えていく授業を取材。子どもがSNSとうまく付き合っていくにはどうすればよいかを探った。
神奈川県座間市の自殺サイト殺人事件な、SNSがはらむ危うさが浮き彫りに。県内でも2017年5月に金沢市内の中学校でLINEでの暴行動画拡散事件が起きた。SNSが欠かせない道具となった時代に、子どもをどう見守っていけばいいのか。トラブルになった当事者家族へのインタビューや教育現場での取り組みなど取材。