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地元を離れたくない人も…馳知事「命を守るため二次避難所へ」ライフラインの復旧は当面厳しく

石川県内では215人の死者が確認され、災害関連死が6人増えています。いまだ2万2000人あまりが避難を余儀なくされています。こうした中、馳知事はライフラインの復旧は当面難しいとした上で「必ず地元に戻れるので2次避難所にいってほしい」と被災者に呼びかけました。

県庁で開かれた会見で馳知事は、珠洲市などで着工された仮設住宅のほかに県の内外で公営住宅を用意するほか民間のアパートを「みなし仮設住宅」として使用する考えを示しました。

馳知事:
「(仮設住宅の期間は)原則2年です。やむを得ない場合は延長せざるをえない。(自宅が住める状態でないのに)期限が来たから出て行ってくれということができますか?と政府にも要請する」

また、馳知事は「地元から離れたくない」と避難をためらっている人もいるとした上で、命を守るため2次避難所へ速やかな避難を呼びかけました。

馳知事:
「インフラの復旧の調査をしてもらって、今のところ私は当面、無理といわれている。泥棒する奴らとか万引きする奴らの取り締まりを強化している。(地元に)戻れるようにしますから、まずは二次避難所に行って命を守ってください」

災害関連死を防ぐため、住民の不安を取り除き、いかに避難を促すか馳知事の手腕が期待されます。

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