「50数日ぶりかな、すーっとするわ」ヘリコプターで孤立集落から脱出した住民が故郷に戻る

03/13(水) 16:56

およそ50日ぶりにふるさとに戻ったのはこちらでも…

リポート：
「ニ次避難を終えた住民が鵜入町に帰って来ました。これから日常を取り戻すための生活が始まります。」

能登半島地震で孤立集落となり、能美市に集落ごと避難していた輪島市鵜入町（うにゅうまち）の住民です。

住民：「50数日ぶりかな。いいわー、気持ちいいわ。すーっとするわ。」

ヘリコプターで孤立集落を脱出した鵜入町の人々。能美市で避難生活を送っていましたがライフラインの復旧にめどがついたことから全員がふるさとに戻ることを決めました。

住民：
「運転手さんありがとう」
ドライバー：
「頑張ってください」

鵜入町で生まれ育った堂上宮幸さん（90）です。

約50日ぶりの海の香りを感じながら自宅に戻りました。

堂上さん：
「はいはーい、ただいまぁ」
「やっぱり自分の故郷はいいわいね。避難生活は精神的に疲れが来る」

水道の元栓を開け地震で被害にあった蔵を確認した堂上さん。地震前の生活を取り戻そうと一歩ずつ前に進みます。