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数日滞在の1.5次避難所にいまも86人「介護が必要でマッチングができない…」
こちらは県の1.5次避難所となっているいしかわ総合スポーツセンターです。
本来、この場所はライフラインが寸断した奥能登の被災者をホテルや旅館などへ2次避難させるため一時的に滞在しマッチングを行う場所でした。
しかし、地震発生から3カ月がたった今も86人がこの場所で避難生活を余儀なくされています。
炊き出しではカレーライスのほか小松市でとれた旬のタケノコを使ったすまし汁などがふるまわれました。
いしかわ水土里ネット女性の会 丸山愛子会長:
「みなさん「輪島に早く帰りたい」とかって言っていまして、1日も早い回復を願っているんですけどなかなか厳しいですね。できればもう一度炊き出しをしたいなと思いますけどそれまでに(家などが)直ればいいなと思います」
いまも避難生活が続いている理由について県は「介護が必要で、一般のホテルや旅館などでは生活できずマッチングできないケースが多い」と話しています。