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地震で道路陥没など2千件超の情報…金沢市と建設会社等が被害見回るパトロール 優先順位つけ修復する方針
金沢市には能登半島地震の影響で道路の陥没など2000件を超える情報が寄せられています。
こうした被害や、除雪作業によるひび割れなどがないか見回るパトロールが9日から始まりました。
まちなか協働パトロールは金沢市と市内の建設会社などが毎年この時期に行っているものです。
出発式では金沢市の木谷哲(きや さとる)土木局長が「元日の地震で道路の被害が多く報告されている。プロの目で破損箇所を見つけて欲しい」と挨拶しました。
9日は、およそ100人が5つの班に分かれて金沢市内を歩き、道路に生じた亀裂の長さや穴の深さを計りました。
金沢市によりますと能登半島地震の後、市が管理する道路に陥没やひび割れがあるという情報が2470件寄せられたということです。
金沢建設業協会 災害対策委員会 北川隆明副委員長:
「特に地震の影響もありますので道路の損壊がひどいところをしっかり見ています道路が甲羅状になっていたり穴ぼこになっていたりとかすぐ見てわかるような状況ですね、今年は」
この調査は今月16日まで行われ、結果は県や市に報告されて、優先順位をつけて修復するということです。