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地元のだご汁など…地震で被害受けた輪島の朝市組合メンバーが「ふるまい鍋」復旧作業に当たる市職員等労う
能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市の朝市組合のメンバーが、復旧作業にあたる市の職員などをねぎらおうと鍋を振る舞いました。
お昼前の輪島市役所。
食欲をそそる、いい香りが漂っていました。
輪島市朝市組合冨水(とみずながたけ)長毅組合長:
「きょうはシーフードカレーとつみれ汁。僕ら輪島はだご汁って言って輪島の人なら知っていただいている味なんです。ぜひ食べてもらって元気になってもらえたら」
温かい料理を振る舞ったのは、輪島市朝市組合のメンバーです。
このふるまい鍋は毎年2月に行われる「輪島あえの風冬まつり」で恒例となっているもの。
今年は地震の影響でイベントは中止となりましたが、市の職員などを労おうと形を変えて開催されました。
きょうのメニューはシーフードカレー。
だご汁のつみれには県内で水揚げされたメギスが使われています。
輪島から金沢に拠点をうつし、出張朝市を行うメンバーが、金石地区で加工しました。
冨水組合長:
「笑顔で召し上がっていただいているので知っている職員の方ばっかりですからきょうふるまいをやらせていただいて良かった」
「(組合で)一致団結、協力して1つのことをやっていくっていうスタイルが重要だと思っていますのでできれば次々という形でまた企画を行っていきたい」
朝市組合ではゴールデンウイークに、金沢市の金石で、2度目の出張朝市を開く予定です。