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週末に地元戻る檀家の依頼に応え…被害受けた輪島市の寺で毎週法要営む住職の思い【石川・輪島市】
能登半島地震から100日を過ぎ輪島市の寺では、檀家(だんか)が戻る週末に合わせ毎週法要が営まれています。
松岡惠水(まつおか えすい)住職:
「はりが落ちた。ここにいたら俺は死んでいた」
輪島市の長光寺(ちょうこうじ)は地震で本堂などが大きな被害を受けましたが、松岡惠水(まつおか えすい)住職は檀家の依頼に応えて毎週お経を上げ続けています。
14日は地震後に亡くなった女性の法要が営まれました。
そのほか自宅が被害を受け地元を離れることにした檀家の依頼を受け仏壇じまいの供養も行われました。
松岡惠水住職:
「仏になられた先祖の願いに応えようと丁寧に温かく迎えるのが住職の務め」
輪島市では能登半島地震でこれまでに106人が亡くなり1人が安否不明となっています。