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人手不足の中「雨」が敵に…多くのボランティアが利用した七尾市のテント村が閉村 梅雨明け後に再設置方針

5000人あまりのボランティアが利用してきた七尾市のテント村が29日で閉鎖することになりました。
ボランティアがまだ不足する中どうしてなのでしょうか?

総社市長:
「テント村を本日を持ちまして閉村いたします」

このテント村は登山家の野口健(のぐちけん)さんが岡山県の総社(そうじゃ)市と連携して設営したものです。

今年3月に開村すると29日までに5401人のボランティアが利用してきました。

野口健さん:
「本当に地元の方々にとても大切にされながら支えられながら2カ月間この活動ができたことを私は非常に幸せに思っていますし、このテント村をこれからもっともっと一般的に普及していきたいなと、これからそういう活動をしていきたいなと思っています」

しかし、奥能登ではボランティアの力はまだまだ必要だと言われています。

この時期に閉村する理由は…

野口さん:
「これから雨が増えてくると、梅雨になるとテント生活が厳しくなるかなということです」

梅雨時期に入ることに加え和倉温泉や能登島など市内の宿泊施設が徐々に再開しているからだといいます。

茶谷市長:
「まだ片付けの要望が5,600件あるのでそこをどうクリアしていくかが課題かなと思っています。夏休みにも入りますし企業によってはボランティア休暇を採用しているところもありますので、そういうものを利用してぜひ能登の力になってもらえれば」

テント村は梅雨が明ければ、今後も能登のどこかに設置する方針です。

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