石川テレビ

石川テレビ 8ch

石川県内ニュース

「とにかく一歩スタート」地震で大規模火災となった輪島市朝市通り周辺で公費解体スタート

能登半島地震による大規模火災で焼失した輪島市の朝市通りなどで公費解体が始まりました。

焼けた建物がそのままの状態となっていた輪島市の朝市通り。
解体作業が始まったことを受けて住民からは「ようやく一歩スタートできる」と期待の声が聞かれました。
公費解体は午前8時40分ごろから始まり重機が次々とがれきを撤去していきました。
国は公費解体のスピードを加速させるため建物としての機能が明らかに失われている場合は所有者全員の同意がなくても解体できるとしています。
輪島市の朝市通り周辺では、焼失した264棟の建物についてすでに「滅失」したとする登記手続きが済んでいて、このうち、申請があったおよそ100棟について解体が進められます。

店を焼失した永井哲也さん:
「とにかく一歩スタートというか、始まったのがうれしい」
朝市組合冨水長毅組合長:
「この景色がなかなか変わらなかったのでこれを見るたびに私も含めて組合の皆さんも辛い思いをした。1日でも早く本町通りの復活ということに期待を大きく寄せている」

地震発生から5カ月あまり。
止まっていた時がようやく動き出しました。

最近のニュース