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公費解体の作業員「水分こまめに」今年最高の気温32.7度記録した輪島市 災害ボランティアも熱中症対策
輪島市では今年初めて真夏日を記録。
今年最高の32.7℃です。
公費解体を行う作業員の必須アイテムは…
解体業者:
「いやーしんどいですね」Q何か対策は?「塩飴なめたり水分補給こまめにしながら。これ空調服っていって風が出るようになっています。」Qだいぶ涼しい?「あるのとないのでは全然」
こちらは災害ボランティアの集合場所。
12日はこんな呼びかけが…
輪島市社会福祉協議会 荒木正稔(あらきただとし)介護福祉課課長:
「水分補給持って行っていただいてこまめに休憩をとっていただいて」
「よろしくお願いします。基本セットと一緒に救急セット。」
通常の道具に加えてボランティアに配られたのは経口補水液や冷却材。
熱中症を防ぐためです。
配布する飲料水は半分凍らせた状態になっていました。
ボランティア:
「もうすでに暑いです。水分をこまめにとってやろうと思っています」
一方、こちらの住民は…
菊谷正巳さん:
「きょう30何度になるって言ってたね。この暑さをどうしようかなと思ってはおるんやわ」
菊谷正巳(きくやまさみ)さんは地震から5カ月たった今も車の中で寝泊まりしています。
新聞配達が仕事で、生活リズムが周囲と違うため迷惑になると思い避難所へ行かなかったそうです。
この車は地震後、今年の2月に買いかえたもの。
あまりの暑さで初めて車内のクーラーをつけてみたそうですが・・・
菊谷正巳(きくやまさみ)さん:
「なんじゃらクーラーきかんみたいやわ。明日休みやから一番寒いのにするのはどうすればいいって聞いて来ようかなと思って」
自宅は住める状態にないため1日でも早い仮設住宅への入居を望んでいます。
県内は13日も30℃近くまであがると予想されていて、引き続き熱中症へ注意が必要です。