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大麻が覚醒剤の検挙数上回る…「大麻グミにも警戒を」東海北陸地区麻薬取締協議会
全国で大麻の検挙数が覚せい剤の検挙数を上回る中、薬物犯罪を取り締まるための情報交換や連携強化を図る協議会が石川県金沢市内で開かれました。
協議会は年に一度開かれ、薬物犯罪の取り締まりを担う石川や愛知、静岡など東海北陸6県の警察や検察、厚生労働省など31の機関から52人が出席しました。
会では、各機関による活動報告や情報交換を行い、取り締まりの強化や効果的な検挙方法などを検討しました。
厚生労働省によりますと、全国的には統計を取り始めてから2023年初めて大麻の検挙数が覚醒剤の検挙数を上回りました。
石川県内でも2023年、薬物犯罪で検挙された数は合わせて78人で、覚醒剤取締法違反が30人大麻取締法違反が42人となっています。
県警によりますと若者を中心に覚醒剤や麻薬への抵抗感や有害性に対する認識が薄れていることや、SNSを通して手に入れやすい状況が検挙数の増加につながっているということです。
協議会では大麻グミなど新しい危険ドラッグについても警戒するよう呼びかけています。