熱中症の疑いで入院した女性も…石川県内で今年初の“猛暑日” 小松で35.9度 金沢で35.4度など

07/05(金) 18:04

梅雨の晴れ間にしては、異常な暑さです。石川県内は小松と金沢などで35℃を超え、今年初めての猛暑日となりました。

県内は日本の南にある太平洋高気圧と日本の東に向かってあたたかい空気が流れ込んだ影響で、朝から気温がぐんぐん上昇しました。最高気温は小松で35．9度、金沢で35．4度などと今年初めての猛暑日を記録。県内11ある地点のうち9つの地点で今年最高となりました。この暑さで県内では6人が熱中症の疑いで搬送され、このうち白山市では、90代女性が入院しました。

こうした中、中能登町井田（いだ）にある高さ20メートルの不動滝（ふどうだき）。毎年恒例の「滝開き」です。塩や米、野菜などを供えて滝を清めたあと、県の内外から訪れた14人が滝つぼに入り、無病息災を祈りました。不動滝の水温は14度。夏の間は滝行をする人や涼を求める観光客で賑わうそうです。

愛知から参加した人は：
「冷たかったですけど心地よかったですね、きょうはとても暖かいので」
七尾から参加した人は：
「私自身も能登半島地震で被災したのでそういうモヤモヤした気持ちとかをきょう水に流せたかなと思うので、前向きに頑張ろうかなと思いました」