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能登半島地震で焼失の輪島市の観光名所、輪島朝市が地元の商業施設間借りし半年ぶりに再開

能登半島地震による大規模火災で焼失した、輪島市の観光名所、輪島朝市の出店者が、地元の商業施設を間借りしておよそ半年ぶりに営業を再開しました。

毎朝、200近くの店が軒を並べる輪島朝市は、能登半島地震による火災で、開催できない状態が続いています。各地で出張朝市と称して出店を続けてきましたが、地元から離れられないメンバーもいて組合では地元での開催を模索してきました。

こうした中、市内の商業施設の一部を間借りする事が可能となり、10日、半年ぶりに地元での朝市再開にこぎつけました。10日は35の店が朝市を象徴するオレンジ色のテントを並べ輪島塗や魚の干物、野菜などを販売しました。

店では「これは輪島の?」「輪島のもの、もちろん」といった会話が交わされていました。

冨水長毅組合長は、「とにかく輪島の人に出張朝市してほしいということで今回開催した。いろんな言葉かけている姿見て、ここでやらせてもらえることに感謝したい。」と話していました。

営業は10日と11日が午前9時から午後1時までで、12日以降は午前9時から午後7時までメンバーが自由に出店します。最終的には70ほどが出店するということです。

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