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お盆休みを“直撃”…台風7号による関東の交通の乱れで石川県内にも影響 新幹線と特急の臨時列車を増発

石川県内は台風7号による天気の影響はほとんどありませんが、関東地方の交通の乱れで県内にも影響が出ています。

お盆休み期間を直撃した台風7号。県内はところによって雨が降っているものの台風による大きな影響は今のところありません。

ただこの台風で県内の交通機関に影響が出ています。

空の便は、羽田などを発着する便が運休したため、小松空港と能登空港は、朝の便を除く9便が欠航しました。

またJRも東海道新幹線などが計画運休した影響で、金沢駅には予定を変更した人の姿がありました。

東京方面から帰って来た人:
「夕方帰ろうと思っていたら台風の影響で、朝早いかがやきで帰ってきた。予約やっととれた」

東京方面へ帰る人:
「午後行こうとしていたやつを午前に変えた。父親が東京駅に迎えにきてくれるらしい」

なお北陸新幹線に大きな乱れは出ておらず、JR西日本は利用増加が見込まれるとして、新幹線と特急の臨時列車を2本増発しました。

ここからは、台風7号の詳しい情報について気象予報士の粟原さんに伝えてもらいます。台風7号の今の状況はどうなっていますか?

粟原気象予報士:
今、まさに関東地方に最接近しているという状況です。雲の様子から見ていきましょう。台風の目がはっきりしていますね。台風が発達していることを示しています。中心気圧は950ヘクトパスカル最大風速が45メートルとなりきのうの「強い台風」から「非常に強い台風」に変わり1段階勢力の強い台風となりました。このあと東北の東の海上を北東に進み、日本列島から離れていく見込みです。

平井アナ:
県内への影響はどうでしょうか?台風が通過すると高潮の被害をよく聞きますが…。

粟原気象予報士:
ほとんどありません。台風には反時計回りの風が吹き込みますので県内は北寄りの風となります。直接の影響を受けやすい輪島でも風速や波の高さはそれほど大きくならない予報となっています。ただ台風から湿った空気が流れ込みますので山沿いを中心に雨となるところがありますが一時的なものとなりそうです。

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