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液状化被害地区の復旧に向けた実証実験等…金沢市の9月補正予算案内示 一般会計で33億4396万円余り

能登半島地震で液状化被害にあった粟崎地区。金沢市の村山市長は26日、補正予算案を内示し、復旧に向けた液状化対策の実証実験を行う方針を示しました。

金沢市の議会運営委員会。

村山市長:
「補正予算案の内容は能登半島地震の復旧復興に必要な本市の被災者の支援」

村山市長は、一般会計で33億4396万円あまりの9月補正予算案を内示し、説明しました。具体的には、能登半島地震で被災した老人福祉施設や障害者福祉施設などの復旧に対する助成に1億1450万円。被災地の災害廃棄物を戸室新保埋立場で受け入れ処理するための費用に8500万円。

液状化の被害を受けた粟崎(あわがさき)地区の復旧工法を調査するための費用に1億2200万円が計上されています。

村山市長:
「地下水位低下工法を中心として工法を検討しているその工法がそれで間違いないものかどうか今回の実証実験で明らかにしていきたい」

村山市長はこのように述べ、実験した工法で問題が無ければ今年度中に住民の同意を得て、再来年度にも本格的な復旧工事にかかる方針です。9月補正予算案は、来月2日に開会する市議会に提出されます。

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