日本の舵取りは誰に？あすいよいよ自民党総裁選…石川県内の情勢は？

09/26(木) 18:44

ここからはあす行われる自民党総裁選についてお伝えします。よろしくお願いします。

過去最多の9人が立候補した総裁選。投票はどういった仕組みになっているのでしょうか。

総裁選挙は国会議員1人1票の「国会議員票」と全国の党員・党友による投票で配分が決まる「党員票」で争われます。

「国会議員票」と「党員票」はそれぞれ368票で、あわせて736票となっています。党員票は、石川県連など各都道府県連が集計した投票数を党本部でまとめ、いわゆるドント方式で候補者に配分されます。そして、国会議員票と党員票をあわせた票の過半数を得た候補者が新しい総裁に選ばれます。

過半数を得る候補者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われます。ここでは「国会議員票」368票と「地方票」47票があり、石川県連の1票は県内の党員票が多かった候補者に入るということです。

では今回の総裁選で県選出の国会議員や県議は誰を支持しているのでしょうか。まず、国会議員ですが、石川1区の小森衆議院議員は小林氏の支持を表明しています。

小森衆議院議員：
「若くて当選回数が一番少ない人なのでいま一番必要な自民党を変える力が一番強い人だと思います。私は小林さんと25年前から知り合いで、人柄も間違いない人だと思っています」

石川2区の佐々木衆議院議員は小泉氏を支持しています。

佐々木衆議院議員：
「世代交代を果たして、政治改革を断行するその強い意志を感じました。現場のみなさんの気持ちや実情をよく見ている」

そして、石川3区の西田衆議院議員は林氏の支持を表明しています。

西田衆議院議員：
「能登半島地震で官房長官として岸田総理とともに全力でお支えをいただいた。石川県ともご縁が深く何度も石川県にお立ち寄りいただいたり応援をいただいたりしている」

また、支持する候補をたずねるアンケートを岡田参議院議員と宮本参議院議員に行いましたが回答はありませんでした。

一方、県議が誰を支持しているのかは、このようになっています。支持する県議の人数は林氏が最も多く、小泉氏、高市氏と続いています。

林氏を支持する理由としてはこれまでの経験や実績、能登半島地震での対応を評価する声があがっていました。

小泉氏を支持する理由としては刷新感に期待できるといった声があがっています。

総裁選は27日投開票です。