豪雨で倒れた木の撤去作業中に屋根と木に挟まれ…能登町で79歳男性死亡

09/27(金) 15:43

9月26日午後、石川県能登町で奥能登豪雨で倒れた木の撤去作業を行っていた79歳の男性が落ちてきた倒木の下敷きになり死亡しました。

死亡したのは能登町当目（とうめ）のアルバイト従業員千徳国昭（せんとくくにあき）（79）さんです。警察などによりますと千徳さんは26日午後3時頃、別の作業員2人と共に住宅の納屋にかかった倒木の撤去作業を行っていました。作業中、木をつり上げていたワイヤーが何らかの原因で緩み、屋根の上にいた千徳さんの上に落ちてきたということです。事故に気づいた別の従業員が病院に搬送しましたが千徳さんはおよそ2時間後に死亡が確認されました。

一緒に作業していた人は：
「豪雨での倒木を処理して道を開けていくっていう作業。とにかくお腹が痛いっていう状態だった」

能登町では9月21日の豪雨で土砂崩れや倒木が相次いでいて警察は労災死亡事故として詳しい状況を調べています。