北信越高校野球秋季大会決勝が石川で…能登復興の思いと共に航空石川が5年ぶりの決勝に臨む

10/21(月) 18:24

来年春のセンバツ出場が濃厚となった航空石川。北信越の頂点をかけて福井の敦賀気比と対戦しました。

試合前には豪雨で亡くなった方へ黙とうがささげられた県立野球場。

リポート：
「決勝に進出した航空石川、ガンバレ能登を合言葉に北信越の頂点をかけて戦います」

航空石川は2回に藤本（ふじもと）のタイムリースリーベース、5回に4番木下（きのした）のタイムリーが飛び出します。投げてはダブルエースの一角・長井（ながい）が8回まで被安打2で1失点と好投。2対1とリードして最終回を迎えます。

しかし、9回に登板したエースナンバー1を背負う蜂谷（はちや）が強力な敦賀気比（つるがけひ）打線に捕まります。

タイムリー3連発を含む打者一巡の攻撃で一挙5点を許し、逆転されます。それでも、9回裏の航空石川。ヒットに相手のエラー、フォアボールが絡み、2アウト満塁とすると打席には、代打の福原（ふくはら）、レフト前に運び、2点を返します。続く田中にもタイムリーが飛び出し1点差に。最後まで粘りを見せましたが惜しくも及ばず、6対5で敗れました。

航空石川　中村隆監督：
「負けはしましたけどあそこで諦めることなく粘っていけたということは良かったと思います。」

優勝は叶いませんでしたが北信越2位となり、来年春のセンバツ出場を濃厚としています