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同じ部屋の受刑者を殴る蹴るなどして重傷負わせた受刑者の男を書類送検 金沢刑務所
2024年9月、金沢刑務所内で別の受刑者に全治1ヵ月半のケガを負わせたとして20代の男性受刑者が11月14日、書類送検されました。
傷害の罪で書類送検されたのは金沢刑務所で服役する20代の受刑者の男です。金沢刑務所によりますと、この受刑者は2024年9月、刑務所内の居住スペースで40代の男性受刑者の顔や胸などを複数回にわたって殴る蹴るなどの暴行を加えたということです。暴行を受けた受刑者は顔面打撲や鼻骨骨折、右上顎骨前壁骨折のケガを負い全治1ヵ月半の診断を受けました。金沢刑務所の調べに対し暴行を行った受刑者は黙秘しているということです。事件があった現場は2人が共に生活していた室内だったということですが2人の間にトラブルにあったかは把握していないということです。
金沢刑務所の湯浅康一(ゆあさ こういち)所長は「このような事件が発生したことは遺憾です。今後も施設内における犯罪行為には厳正に対処し、同種事案が発生しないよう被収容者の動静視察、心情把握に努め、施設内の規律秩序の維持を図りながら適正な施設運営に務めたいと考えております」とコメントしています。