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雪道を安全に運転するには…滑りやすいタイル敷かれた“スキッドコース”で警察が講習会『急』は全て危険
金沢市内では雪道を安全に運転するための講習会が開かれました。この講習会は金沢西警察署が毎年行っていて仕事で車を運転する機会がある人たちが「スキッドコース」と呼ばれる滑りやすいタイルが敷かれた道で雪道の運転を体験しました。
記者も実際にスキッドコースを体験させてもらうことに。
県安全運転研修所 加茂秀樹研修課長:
車体まっすぐハンドルまっすぐにしてください
記者:
全然止まらないですね
加茂さん:
それだけ凍結路面は危ないということ
記者:
そんなに加速させたつもりはなかった
雪道で危ないのは「急」発進、「急」ブレーキや「急」ハンドル、「急」のつく運転です。
加茂さん:
夏場よりも極端に滑りやすくなりますので速度も控えめに操作も柔らかく、やわらかく発進、やわららかく減速、やわらかく止まるということを意識してやってほしい
スキッドコースを経験した参加者:
(路面凍結の道で)思ったよりも4~5倍くらい長く滑るなって感じた。雪道はもちろんですけど雪が降っていなくても、滑るかもしれないってかもしれない運転を徹底したい
県警によりますと2023年12月の1カ月間で雪道のスリップ事故は268件となっていて県内全域で雪の降った12月21日には62件もの事故が起きていました。県警では、雪道での安全な運転のために早めに冬用タイヤに交換することや、スピードを控えること、車間距離を十分に保つことなどの注意を呼び掛けています。