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缶詰で絆…石川と岡山の高校生がSDGsな缶詰を使って交流会を開催

石川県小松市と岡山県の高校生が共同でクリスマス会を開き、子どもたちに笑顔を届けました。そのきかっけはSDGsの缶詰でした。

15日、小松市津波倉町(つばくらまち)の子ども食堂で開かれたクリスマス会。会場を盛り上げているのは小松大谷( こまつおおたに)高校の生徒と岡山県からきた倉敷市立玉島(たましま)高校の生徒たちです。

この2校をつなげたのは、缶詰です。缶詰は、まだ食べられるのに捨てられてしまう肉や魚などの食材を使い岡山県内の料理人たちがレシピを開発して作られたもの。ごはん2合と混ぜることで3人から4人分の食事となります。

今回、両校の交流も兼ねて小松市の子ども食堂でクリスマス会を開催。子ども達へのプレゼントとして飲み物やケーキと一緒にこの缶詰が配られました。

玉島高校 石井大夢さん:
「石川県だけに広めるんじゃなくて、やったことを岡山県の中でも広めたいし、他の県外の方とか日本の全国に広げたいと思いました。」

小松大谷高校 山本悠雅さん:
「絆が生まれるのもそうですし、全国に交流の輪が広がっていくのはとても、生きていく中でとても大切なことなのかなと思ったりしています。」

今後、玉島高校は今回の活動を岡山県の企業にPRし協賛を募る予定です。また小松大谷高校は、来月、この缶詰を使った炊き出しを能登で行う予定です。

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