金沢市立戸板小学校 (10月18日放送)
金沢市の北西部、金石街道の近くにある金沢市立戸板小学校。 戸板小の校舎入り口には、異なる詞が刻まれた校歌の歌碑が2つあります。
今、学校で歌っているのは、昭和28年、創立80周年記念の時に作られたものですが、それまでは、昭和8年頃、戸板小の先生が作詞・作曲した旧校歌を歌っていました。 そこには、「戸板村」とあり、当時の梨畑や田んぼが一面に広がっていた様子も伺えます。
時代に合わせて校歌は新しくなりましたが、どちらの校歌も大切に受け継いでいこうと、創立120周年の時、2つの校歌の歌碑が並べて立てられたのです。 校歌への思いからも、戸板地区の人々の地元を愛する心が伝わってきます。