加賀市立橋立小学校 (11月15日放送)
橋立港の近く、加賀市立橋立小学校には、校庭に相撲の土俵があります。 橋立小の校区は、昔から相撲が盛んな地域で、昭和40年代には、漁港そばの岬、天崎に土俵が作られ相撲大会が開かれていました。 しかし、防波堤ができたことにより波の動きが変わり、岬が浸食されるようになり、土俵も姿を消しました
橋立の相撲を次世代に繋げたいと、地元の青年団が橋立小学校100周年に合わせ、校庭に土俵を作りました。 これまで相撲大会で輝かしい成績を収めてきた橋立小の子どもたち。
今では、相撲をする児童は1年生から6年生まで(女子2人を含む)11人と少なくなりましたが、地域の人の指導のもと、週2日夕方から稽古に励んでいます。 この日は、先輩の思いがこもった校庭の土俵でぶつかり稽古が行われ、子どもたちは渾身の力でぶつかっていきます。
心豊かに逞しく、郷土を愛する橋立っ子の精神は、校歌とともに受け継がれていきます。