加賀市立勅使小学校 (6月19日放送)
明治6年創立の加賀市立勅使小学校のある、加賀市勅使地区。 昔、天皇の特使である勅使が立ち寄ったことから、「勅使」が地名や校名になったと言われています。
有力な豪族たちがいたことを示す遺跡など文化遺産の多い地域で、学校の敷地内からも、豪族の居館跡が発掘されています。
中でも、勅使小の子どもたちが大切にしているのが、地域自慢の山「法皇山」です。 6世紀から7世紀にかけての地元有力者たちの横穴墓が200基以上あると考えられていて、国の史跡に指定されています。
子どもたちは、年に一度、この山を掃除をしにやってきます。 訪れた人に喜んでもらおうと、20年以上前から続けている活動です。 勅使小の子供たちには、地元文化遺産を大切にする心が育っています。