石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 珠洲市立西部小学校　（８月１４日放送） 　

石川県の先端、珠洲市。
海を見下ろす、小高い丘にたつ珠洲市立西部小学校。

この辺りはアワビやサザエの生息地。
夏になると素潜漁が解禁します。

夏休みを明日に控えたこの日は、学校で子どもたちが作った野菜や、家から持ちよった食材で青空の下バーベキューでした。
西部小の校歌には、自然と共にのびのびと育つ子供たちそのものが映し出されています。

この地域の生活を支えてきた、４００年以上受け継がれている「揚げ浜式」の塩作り。
西部小では５、６年生になると1日かけて塩作りに挑戦します。
塩が完成するのは翌朝。学校で一晩かけて塩水を煮詰めます。

自然と向き合いながら育つ西部小の子供たち。
この地域に与えられた恵を日々、感じ取っていきます。