石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 能美市立湯野小学校　（１０月３０日放送） 　

九谷焼関連の産業が盛んな能美市。
九谷陶芸村には、九谷焼資料館や陶芸館、若手作家の自立を支援する工房、様々な商品が並ぶ陶器販売店などが集まっている。

九谷の里にある湯野小学校は、明治６年に公立佐野小学校として創立し、後に、校区の湯谷町と佐野町から一文字ずつ取って「湯野小学校」と改称され、平成１７年の市制施行に伴い、「能美市立湯野小学校」となった。

校歌にも地元伝統文化を讃える歌詞が織り込まれた湯野小学校では、大正時代末期から陶芸活動が盛んに行われ、現在の「陶芸教室棟」は、昭和５５年に建てられた。

電気窯も備えられた陶芸教室では、地域の陶芸家の指導を受けながら全校児童が、作品制作に取り組んでいる。
完成した児童たちの力作は、毎年２月に「湯野小学校陶芸展」を開催して、全作品を展示し、家族や地域の人々に披露することになっている。