石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 金沢市立西小学校　（１１月６日放送） 　

今回は、金沢市立西小学校が舞台です。

先日、全校児童が参加して、年に１度の絵を描く会が開かれました。
公園でスケッチをしているのは５年生。
学校の隣には姉妹都市公園があり、金沢市と友好を深めあっている海外７つの姉妹都市から、それぞれお国自慢の庭が集められています。

３年生は、西念地区にある築１２０年という農家を写生しました。
こうした古い農家も今は珍しくなってしまいました。

西小は、金沢港に向かって伸びる通称５０メートル道路と国道８号線が交わる地にあり、周辺は、住宅や商業施設、役所などでほぼ埋まっています。

西小の校章は、梨の白い花をかたどったものです。
この土地で、かつて梨作りなど農業が盛んだったことを伝えています。
校歌の中にも梨の花が盛り込まれています。

先月末、国際交流員が学校を訪れました。
子どもたちにとっては、外国の文化を直接学ぶことができる機会です。

西小学校校歌のタイトルは、「いのちふくよかに」。
子どもたちは国際理解を深めながら、健やかで豊かな心を育んでいます。