金沢市立安原小学校 (11月20日放送)  

 
                       
今回は、日本海に近い金沢市の西部にある安原小学校が舞台です。
             
安原小学校の通学区域には金沢でも有数の農業地帯が広がっています。
安原地区では源助だいこん、加賀府ときゅうりなど伝統野菜『加賀野菜』の一大産地にもなっています。
          
そんな安原小では毎年3年生がダイコンを、地元農家のアドバイスを受けながら育てています。
さらに、金沢市内の小学校で使われる社会科の副読本には安原地区の農業に関する一節もあります。
             
安原小学校校歌の歌いだしは「緑ゆたかな安原の」。
児童たちは農業の盛んな地元を校歌や授業の場で学んでいます。
          
11月上旬、4年生のクラスに地元婦人会のメンバーがやってきました。
昔の暮らしについて児童たちに教えるためです。
昭和初期に使っていた道具や服に触れ合うことで、昔の人たちの工夫や今の暮らしの便利さを学ぶことができます。
             
「町の先生」と呼ばれる地域の方々。
安原小には年間70人ほどが訪れ、机の上だけでは教えきれない、大事なことを子供たちに伝えていきます。
ここには学校と地域が一体になって子供たちを育んでいる姿があります。

 
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