石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 金沢市立菊川町小学校　（１１月２７日放送） 　

古くは「菊水川」の愛称でも親しまれていた「犀川」。

大正3年創立、まもなく100周年を迎える「金沢市立菊川町小学校」は、犀川中流にかかる下菊橋の袂にあります

江戸時代、この辺りに大きな芝居小屋（犀川川上芝居小屋）がありました。
当時、前田家の家臣やおかかえ職人、商人などが暮らし、金沢で、文化的に最も栄えた場所だったといいます。

今も脈々と受け継がれる伝統工芸の店や町家などの古い建物が、当時の繁栄を偲ばせます。
ドーナツ化現象で、子ども達の数は徐々に減っていますが、この町を愛し、親子３代で暮らす家も少なくありません。

家族や先生に見守られながら健やかに育つ菊川小の子ども達は、文豪・室生犀星が作詞した校歌をいつも元気いっぱいに歌っています。

犀川の河川敷で行われた秋のマラソン大会。
熱い声援と犀川を抜ける秋風を全身に受けて、最後まで力一杯走り抜きました。