金沢市立夕日寺小学校 (12月18日放送)
金腐川に沿った谷の北側にある、金沢市立夕日寺小学校。
明治6年創立と歴史の古い学校ですが、今の校舎は平成17年にできました。
学校の近くでは 山の斜面に団地が作られ、かつての里山らしいイメージはありません。
そんな学校の周辺で、全校児童が参加して「落ち葉拾い大作戦」が行われました。
作戦の目的は2つ。
住む町を自分たちの手できれいにすること、そして、集めた落ち葉を学校に持ち帰り、肥料にして役立てるのです。
住宅が増えて町が発展する中、この活動を通して、子どもたちは自然との結びつきを学びます。
校歌に登場する元の校舎は、今も丘の上に残っています。
今の校歌は、数年前に地元に住む声楽家の水谷浩美さんが手を加えました。
「校歌をかっこいいと思って欲しい」という願いから、伴奏をアレンジしたり、2部合唱を取り入れたりしました。
運動場のかたわらにある「ビオトープ」は、“子どもたちの手作り”です。
落ち葉拾い大作戦で集めた落ち葉は、堆肥となってコナラなどの木々を育てます。
時代の流れを経ても、自然を愛する心は受け継がれていきます。
Copyright (C) Ishikawa TV All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権は石川テレビに帰属します。