石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 輪島市立河原田小学校　（１月８日放送） 　

輪島の市街地から少し山の方に入った輪島市河原田地区。
地区の真ん中に流れる河原田川に沿って人が住み元々は林業が盛んでした。

輪島市立河原田小学校。昭和５７年に同じ地域の「熊野小学校」と一つの学校になりました。
全校生徒は３８人。みんなが家族のような学校です。

河原田地区の人々には忘れられない出来事があります。生活の支えとなっていた河原田川が集中豪雨のため氾濫したのです。
被害は深刻で、学校までも流されてしまいました。
復旧までにおよそ1年。校舎が建て直された時に、校歌も誕生しました。

校歌には気勝山のように高い理想をもち、河原田川のように休みなく勉学に励んで欲しいという願いが込められています。

児童の数が減って今年から運動会は大人たちも一緒です。

「もちつき大会」も地域の人たちがバックアップします。

水害の時、子供のために早く学校を再建しようと一丸となった河原田地区には他には負けない温かい絆が今も受け継がれています。