金沢市立四十万小学校 (5月7日放送)  

  

金沢の最も南、富樫山麓に広がる住宅街の一角に金沢市立四十万小学校があります。

かつてこの辺りは田畑が広がり、作物がたくさん実っていました。
昔は数の多いことを「四十万」とも言ったそうで、この土地が「四十万(しじま)」と呼ばれるようになったと言われています。

                                     
その後、道路が整備され田畑に変わって住宅が広がっていきます。

昭和58年、額小学校から分離して「四十万小学校」が創立されました。
               

校歌は、創立当時、額小学校の校長だった塩梅俊夫さんが作詞しました。
歌詞には「四十万の四季や歴史を感じ、学校を好きになってもらいたい」という想いが込められています。

                   
             

校区の山々には竹林が広がっています。ここは、金沢のタケノコの産地の一つです。
3年生は、毎年、竹について勉強します。

                   
4月25日、地元の人が所有する竹林を見に行きました。
子どもたちは、人が手入れしている竹林とそうでない竹林の違いを観察しました。
この学習を通して、子どもたちは地域を見つめ直し、自然について学びます。
                                     
住宅が増えて町は発展しましたが、子どもたちは、四十万に残る自然や四季を感じながら成長していきます。
 
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