金沢市立長坂台小学校 (6月4日放送)  

  
金沢市南部、野田山の裾野にある「金沢市立長坂台小学校」から 地域に伝わる民謡「長坂あさんがえし」が聞こえてきます。
 
昔、長坂台地には、衣類の繊維に使われていた麻の畑が広がっていました。 麻を栽培する農作業の際に、歌い踊ったとされるのが「あさんがえし」です。 
 

4年生が、運動会で披露するために、踊りの練習をしています。
地元保存会の人たちから、手ほどきをうけて初めての踊りに挑戦しました。


 

長坂台小は、昭和56年、近くにある3つの小学校   
富樫、泉野、十一屋のそれぞれの校区から少しずつ分かれて誕生しました。  


学校の歴史はまだ31年ですが、近くを江戸時代から続く「長坂用水」が流れ、 学校そばにある開山700年余りの古刹「大乗寺」の存在が、地域の古い歴史を 感じさせます。
       
開校当時、十一屋小学校校長だった道端孫佐ェ門さんが作った校歌の歌詞には、 「つどいし健児」の言葉が繰り返し歌われ、「地域の歴史を大切にしながらも、 みんなで仲良く新たな長坂台小の歴史を築いていってほしい」そんな思いが込められています。

 
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