川北町立中島小学校 (7月23日放送)
川北町の東部、手取川扇状地の一角に川北町立中島小学校があります。
全校児童は110人。明治6年創立。今年、創立138年を迎えます。
学校の伝統的な行事が、年に1度の特別給食。子どもたち全員でカレーライスを作ります。
高学年の子どもたちがリードしながら、みんなで協力して進めていきます。
本来は手取川の川原で行う予定でしたが、川の増水で、今年は学校での実施となりました。
それでも、自分たちで作った給食の味は格別のようでした。
学校のそばを流れる手取川。 4年生の子どもたちは、川の自然や歴史について学んでいます。
地域の人から大水について話を聞き、理解を深めています。
昔から、度々氾濫をおこしてきた手取川。昭和9年にも大きな水害がありました。
ただ、中島の東にあった「保元堤」という堤が氾濫した水を受け止め、 中島集落への被害は軽減されたそうです。 後に地元の人によって、犠牲者を弔う観音像が建てられました。
昔から手取川とともにあった生活。
子どもたちは、故郷の歴史を学びながら成長していきます。
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