輪島市立三井小学校 (12月10日放送)  


林業の町として栄えてきた輪島市三井。
輪島市立三井小学校は、美登里ヶ丘という丘の上にあります。
  
 
明治9年に誕生した三井小学校は、昭和54年、洲衛小学校と仁行小学校が統合。
この年、校歌ができました。
  
 

校歌を作詞したのは、山撫@弘さんです。
三井小学校の卒業生で、現在は白山比v神社の名誉宮司です。
校歌を作る時、奥さんの美代子さんが三井小学校の教員だったこともあって、校長から作詞の依頼を受けました。

 
宗弘さん「青々とした山波を眺め、川の流れのきれいなことを思い出して詞を作った。」
美代子さん「三井の子どもは素直ですから、校歌が出来た時とても喜んで歌ってくれた。」
  
三井小学校では地域の産業について学ぼうと、6年生が毎年 炭焼き体験をしています。

11月23日は、炭窯の火入れ。
子どもたちはまず、1メートルほどの長さに切った木を窯の中に詰めていきます。
 
そして、窯の表面の隙間を粘土で密閉します。
最後に、薪を入れ、火を灯しました。
この後は、昼夜交代で窯の温度を測り、炭焼きの成功を祈ります。
  

三井に残る里山の風景は、子どもたちによって受け継がれていきます。
  
    
 
 
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