石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 小松市立稚松小学校　３月１０日放送 　

小松市立稚松小学校は、明治６年に
「八日市町女児小学校」として開設されてから
今年で１３９年目を迎えます。

学校の正門脇には、樹齢およそ２５０年とみられる
赤松の大樹が雄々しい姿を見せ、
学校名由来のシンボルともなっています。

稚松小学校の校歌冒頭に歌われる「しおらしき名や小松吹く萩すすき」は、
元禄２年・１６８９年に松尾芭蕉が奥の細道の道中に小松を訪れた折に詠んだ句です。
“しおらしき”という言葉の響きが女児小学校にふさわしいとのことから
引用されたのではないかと言われています。

６年生の卒業まであとわずかとなったこの日、
卒業を祝い、感謝の気持ちを伝える「６年生を送る会」が開かれました。

５年生が中心になって準備を進め、
１年生から５年生、先生方も趣向凝らした
出し物を披露して
会場は温かく優しい気持ちに包まれました。