石川テレビ「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて」

　 珠洲市立みさき小学校　８月１１日放送 　

能登半島の先端、目の前に日本海を望む
「珠洲市立みさき小学校」。

６月２８日、４年生が恒例の海岸清掃をしました。
能登海上保安署の職員と一緒に海岸に流れ着いたゴミを拾います。

みさき小学校は、
平成１６年旧粟津、本、小泊の３つの小学校の
統合によって創立しました。
現在９７人が通う珠洲で一番大きな小学校です。

かつて粟津小学校の校舎だった建物を
みさき小学校に校名が変わっても
大切に使っています。
校歌も粟津小学校のものを歌い継いでいて、
“みさきの海”が歌詞につづられています。

７月２９日、朝５時。
学校近くの海岸に子どもたちがやってきました。
この日は地引網に挑戦です。
保護者や三崎中学校の生徒たちと一緒に
全長３００メートルの網を引いていきます。

２時間半後、ようやく波打ち際まで引き寄せた網の中には
クロダイにスズキ、キスやコノシロなどたくさんの魚が入っていました。

珠洲の豊かな海、子どもたちの豊かな心を育んでいます。