第14回(1/22日放送)大学院工学研究科 修士課程2年 松田尚子さん
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普段、何気なく通っている歩道も、車椅子を利用する人にとっては、段差があったりと不便なことが多くあります。車椅子を利用する人や高齢者の方が 初めて通る道でも安心して移動できるための地図があったら! 道路の高低差や巾、周りの施設などの情報が地図上でリアルタイムに更新できれば・・・。
そんなバリアフリーマップ作成に取り組んでいるのが、金沢工業大学大学院2年 松田 尚子さんです。
カーナビで知られるGPSをより高精度にした機器、RTK−GPSを福祉分野にいかそうとする試みは、とても画期的。研究成果も国内や国際学会で高い評価を受けています。
一生懸命研究に取り組むことは、その成果だけではなく、たくさんの付加価値を生み出します。
番組では、独創的な研究を通じて広がった世界とともに、好奇心旺盛な松田さんの最近のfavoriteも披露します! |
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第13回(1/15放送)大学院システム設計工学専攻 修士課程2年 渋谷 恵さん
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大学のある石川県を離れ、筑波の国立環境研究所で研究活動を続けていた女子学生がいます。金沢工業大学大学院2年渋谷 恵さん。
彼女が取り組んでいたのは、環境ホルモンが生物に与える影響について。全国各地で発生しているという巻貝類の雌が雄性化する現象の解明です。
これまで大学と研究所を幾度となく往復しながら、研究用の貝採りから、解剖やホルモンの分析などを行い、今、その研究成果を修士論文にまとめています。
15日の放送では、環境問題としては国内最高峰の研究機関で、同研究所の先生とともに環境が及ぼす巻貝類の謎にせまる渋谷さんのたのもしい姿!をご紹介します。 |
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第12回(1/8放送)機械システム工学科1年 三井玲奈さん
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「大学で、障害者のためのレース用車椅子をつくりたい」昨年春、金沢工業大学に入学した三井玲奈さんは、入学早々、夢考房福祉機器開発プロジェクトを立ち上げた。きっかけは、交通事故で車椅子生活を余儀なくされたお兄さん。不自由な生活を強いられながらも、前向きにリハビリに取り組み、挑戦した車椅子マラソンを見て気がついた。
「もっと1人1人にあった車椅子があればいいのに!!」
メンバーを募り、試作車づくりからスタート。しかし普通高校出身の彼女にとって、なにもかもがはじめての困難続きだった・・。
番組では、新プロジェクト立ち上げの思いを三井さんにインタビューするとともに、完成した1号機でメンバーが出場した「東京車椅子マラソン」の模様をお伝えします。
さわやかな冬晴れの下に行われたレースで、彼女は何を感じ、次なる決意をしたのか?今秋、レースに出場するお兄さんのための車椅子づくりプロローグ版です。 |
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