第28回(4/29日放送) 大学院 建築学専攻 博士前期課程1年 松村 崇司さん
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今、建築の世界もリサイクルへの関心が高い。
「つくって捨てるのではなく、捨てられているものを再生したい」と、今春、大学院に進んだ松村 崇司さんが取り組んでいるのは、日本独自の建築建材、土壁。
土壁は、砂、土、ワラサ、水とすべて自然のものからつくられており、身体に優しい建材として活用されているが、職人の技と感にたよるところが大きい。松村さんの研究は、それらを誰でもわかるようにデータ化することで、工業製品化につなげようというものだ。29日の放送では、先日、県産業展示館で開催された「Mex金沢」で、来場者と熱心に土壁について話す松村さんの様子や、建築を支える材料への思いもお伝えします。
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第27回(4/22日放送) 機械システム工学科3年 鬼塚 和彦さん
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金沢工業大学には、学生が主体となって学内献血活動を促進する学生健康委員会があります。3年鬼塚 和彦さんは、今年度の委員長。昨年度は、目標としていた年間献血者数が1000人を突破。委員会にとって記念の年になりました。しかも企業や学校など県内の1団体で1000人を超えたのは、KITがはじめて。県内の400ml献血のうち、75%はKITの学内献血で得られているというのも隠れた事実です。
4月9日、さわやかな青空の下、新入生を対象にした今年度1回目の献血が行われました。今年度もいいスタートをきりたいと、新入生へ呼びかける鬼塚さんたちの声にも一層熱がこもります。22日の放送では、はじめて献血に参加したという緊張を隠せない新入生のインタビューなどをまじえながら、委員長として抱負を語る鬼塚さんをご紹介します。
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第26回(4/15日放送) 大学院 経営工学専攻 修士課程1年 村中 可依さん
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金沢工業大学には、米国の提携大学への長期派遣留学プログラムがあります。
大学院1年の村中 可依さんは、およそ7ヶ月間の留学を終え、ロチェスター工科大学から先月帰国しました。
村中さんの夢は、MBAを取得し、将来、米国を基盤に活躍すること。ロチェスターでは、 国際ビジネスや企業における戦略的マネジメントについて学びました。
高校時代に留学経験のある村中さんですが、専門分野を英語で学ぶということは、 かなり大変だったようです。
それでも、異文化体験や世界各国の学生たちとの交流は、彼女の貴重な財産となったはずです。16日の放送では、滞在中の村中さんのいきいきとした表情や帰国後、
大学内で行われた体験報告会の様子などをまじえてお送りします。 |
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第25回(4/8日放送)大学院 機械工学専攻 修士課程1年 中西 伸行さん
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1999年、ソーラーカーに憧れ、KITに入学してきた学生がいる。大学院 機械工学専攻 修士課程1年 中西 伸行さん。その年、夢考房ソーラーカープロジェクトは、
オーストラリア大陸を縦断する世界規模の大会、ワールドソーラーチャレンジ(WSC)に初出場、第5位となった。それから2年後のWSCで、中西さんは、3010kmを5日間で縦断するレースのドライバーとして、チームの思いを背負って走破した。
大学院に進んだ昨年、鈴鹿で行われたドリームカップソーラーカーレースで、今度は、
チームリーダーとしてメンバーを統括する、頼れる先輩になっていた。
ソーラーカープロジェクトでのひとつひとつの体験が、彼自身の成長記録でもある。 そしてこの春、自分が学んだすべての技術を後輩に伝え、また新たな一歩を踏み出した。
将来なりたい自分に少しでも近づくために・・。 |
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第24回(4/1日放送) |
大学院電気電子工学専攻/博士課程3月修了 |
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博士(工学)大澤 直樹さん |
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金沢工業大学で学んだ大澤 直樹さんは、通常5年間で在学する博士課程を1年短縮し、4年間で修了。この3月に博士(工学)の学位を取得し、日立製作所の一員となる。
学部時代からTOPを目指していた。電気関係の知識を深めるため資格試験にも挑戦した。大学院に進んでからは、国際学会への参加や、専門誌に論文を発表するなど意欲的に研究に取り組む一方、学部生の実験や実習の授業を指導するティーチングアシスタントの役割も果たした。
そんな大澤さんも、高校時代のほとんどは勉強しなかったという。
学ぶ目標を見つけたこと。それにむかって日々努力を重ねた結果が、今の彼をつくってきた。念願の博士の学位を手に、新社会人としてスタートをきる大澤 直樹さんの横顔をご紹介します。
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