『3?で100km走る車』の記事を目にし、「いつか自分もこんなエンジンを設計・開発したい」と大きな夢を描いた高校生がいました。
彼は大学進学先も、エンジン専門の研究室があるKITと決め、青森からKITにやってきました。今年3月、大学院機械工学専攻博士前期課程(修士課程)を修了する藤田孝さん、その人です。
藤田さんは、4年次になり念願の加藤研究室所属後は、卒業研究(工学設計V)としてディーゼルエンジンの研究に取り組み大学院にも進学。さらに、夢考房フォーミュラカープロジェクトにエンジン開発のアドバイザーとして参加し、2004年秋に開催された全日本学生フォーミュラ大会で、KITチームを6位入賞に導きました。
そしてこの春、スノーモービルなど産業機器のエンジンをあつかう富士重工に就職します。エンジンのエキスパートという夢に向かって一歩ずつ進んでいる藤田さん、31日の放送では、大好きなエンジンと向かい合う姿とともに、藤田さんが研究をすすめる上でとても大切にしてきたことなどをご紹介します。
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